実験キットAoristos説明書
結晶づくり篇

この説明書は安全に実験をするために絶対に必要です。
絶対に最後までお読みください。

実験に必要なもの

耐熱容器と鍋(もしくはポット)、糸、マドラー、新聞紙などはキットのなかに入っておりませんので、ご自身で用意してください。

熱湯を扱います。保護者の方が安全に配慮して行ってください。

実験の手順

大人の方が実験手順をよく読んでから実験を行ってください。

ミョウバンの結晶けっしょうつく

結晶ってなに?

固体こたいのうち、原子げんし分子ぶんし規則正しく きそくただしくきちんと並んでいるもののこと。しおなどは結晶構造けっしょうこうぞう をとっていることがおおい。

なぜ結晶ができるの?

このりょうの水にはこれだけの物質ぶっしつけるというのが まっています。
そして大半たいはんの物質は温度が高いほど溶けやすいです。
溶液をしばらく放置しておくと液体の温度がさがって、溶け切れなくなった物質が出てきます。
こうやって結晶を作る方法を再結晶けっしょうと呼びます。

火にかける

結晶を火にかけると結晶が壊れます。
これは、ミョウバンの結晶には水分子が含まれていてその水が加熱かねつによって結晶から出ていくからです。
水を含む結晶を含水結晶がんすいけっしょうと呼びます。

なぜミョウバンなのか?

食塩しょくえんだとうまく立方体りっぽうたいにならないことが多いです。
他で結晶の形が特徴的とくちょうてきで安全な薬品やくひんがミョウバンでした。

やってみよう!

この実験でミョウバンを焼く前と後で重さを比べてみてください。また、もう一度水に溶かして結晶にしてみましょう。どんな変化があるでしょうか?

締めの言葉

結晶づくりを通して、化学の世界のふしぎを楽しんでいただくことができていたら幸いです。
質問等ございましたら、公式Lineか5aoristos@reabiz.jpまで。
星光のことや趣味のことなどでも気軽にご質問ください。

参考:再結晶|世界大百科事典・日本大百科全書|ジャパンナレッジ
再結晶とは|研究用語辞典 - 研究ネット

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